第8回ファッションコンテスト
[制作部門]
【高校生の部】
グランプリ
神田 彩花
ヒューマンキャンパス高等学校
[For less poverty]
SDGs 17の項目から
1.貧困をなくそう
12.つくる責任・つかう責任
【CONCEPT】
使わなくなったジーンズをまだらにつけて、服の形にし、布を無駄にしないという、使う責任を意識するとともに、ジーンズを切りっぱなしでまだらにつけることで、貧困で苦しみ、着る服さえもまともにない人もいるというサインを込めました。
準グランプリ
伊藤 夕奈
アンファッションカレッジ
[Wish to the world]
SDGs 17の項目から
10.人や国の不平等をなくそう
16.平和と公平をすべての人に
【CONCEPT】
日本だけでなく、世界中が平和で平等な未来が来ることを信じ、国旗を沢山使うことで自分の願いを作品に込めました。
中日新聞社賞
山田 夏希
岐阜県立大垣桜高等学校
[Rainbow flag]
SDGs 17の項目から
5.ジェンダー平等を実現しよう
【CONCEPT】
LGBTの尊厳と社会活動を象徴するレインボーフラッグからデザインしました。「性はグラデーション」と言われていることからグラデーションを取り入れました。そして、ユニセックスで使われているデニムと組み合わせ、今の現状を表しました。
井上 凛音
名古屋市立桜台高等学校
[トラワレナイ]
SDGs 17の項目から
5.ジェンダー平等を実現しよう
【CONCEPT】
ジェンダーについて多くの人に理解してもらい、性差別に苦しむ人々が、本当の自分を隠さないで、生きやすい世の中になってほしい。そして多様化された性を大きさと数と並び方で大きく印象が変わる特徴を生かしたストライプで表現しました。服に施されたストライプを布地からはみ出させることで固定概念からはずれる常識に因れないという意味をこめました。
ラグーン賞
酒井 萌
愛知県立大府高等学校
[Rudbeckia]
SDGs 17の項目から
5.ジェンダー平等を実現しよう
10.人や国の不平等をなくそう
16.平和と公平をすべての人に
【CONCEPT】
「公正」という花言葉である「ルドベキア」をイメージしました。天秤に乗っている綺麗に咲いたルドベキアと枯れてしまっているルドベキアを釣り合わせて釣り合わせて格差のあるものも平等というメッセージを込めました。また種や根をイメージし始まりはみんな同じという事を表現した作品にしました。
【一般の部】
グランプリ
佐藤 葉津菜
中部ファッション専門学校
[海の息吹]
SDGs 17の項目から
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
【CONCEPT】
地球温暖化が進む影響で命を脅かされる海の生物たち。そんな海の生物たちの姿、存在を大切にしようと思い海の鮮やかさを表現して作品を考えた。
準グランプリ
保科 寛太
東京モード学園
[解放花]
SDGs 17の項目から
5.ジェンダー平等を実現しよう
16.平和と公平をすべての人に
【CONCEPT】
他の人には見せない自分の内側の部分。性格であったり、体型、心に抱えるもの。様々な物を服で覆い隠しながら生きています。然し、それは覆い隠しておくにはとても勿体ないものではないでしょうか。我々が覆い隠しているそれらを人間のもつ美しい花に見せて、内側から溢れる花として表現しました。
中日新聞社賞
畔柳 有佐
名古屋学芸大学
[Prosper or decay]
SDGs 17の項目から
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
12つくる責任・つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさを守ろう
16.平和と公平をすべての人に
【CONCEPT】
今一度、世界がどの様な状態にあるのか意識してほしく、荒れてしまった世界とSDGsを取り組むことで生まれる、少しの希望を表現してみました。ケープのフリルや袖は荒れてしまった海や陸を表現いています。天然素材で染め、天然素材で作り、13.14と15の目標を、ベルトは取り外し可能にし、これからも使用できる為12の目標を達成します。スカートとズボンの一体化で5、垂れる紐で6、刺繍で7、一周羽するケープの白いビーズで16の目標とSDGsの円のマークを表してます。
愛知県服装学校協会賞
増田 咲穂
中部ファッション専門学校
[Textile]
SDGs 17の項目から
5.ジェンダー平等を実現しよう
【CONCEPT】
かわいい男の子をイメージしてデザインしました。ピンクを多くとり入れて女の子らしさをイメージしました。そして残布で作れるようなジャケットにしました。
ラグーン賞
加古 智紗美
慈恵歯科医療ファッション専門学校
[キレイな自然を作り、守ろう]
SDGs 17の項目から
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさを守ろう
【CONCEPT】
海がキレイではない所ではゴミが流れていたり、汚れている国が沢山ある。その為、魚や海の動物達が住めなくなったりする。それを無くすためキレイな海を目指すように思わす配色に。また木々が切り落とされ建物や物作りに使われる今、環境を豊にするために木を植える活動がある。その活動がもう少し世に知り渡り、大切にしようと思えるようになって欲しいと込めて。
[ファッションデザイン画部門]
[高校生の部]
グランプリ
幅 夢実
名古屋市立桜台高等学校
[make a difference]
【CONCEPT】
一日一日変化していく様子を非対称なデティールで表現しました。また、これからのファッションはサスティナブルが意識されていくと思い、植物がモチーフの柄や、青や緑で全体に統一感をもたせられるよう工夫しました。
【講評】
◆ギャザーフリルの立体表現が上手です。陰影着色も美しいです。
◆細かいところまで丁寧に描けています。
◆思いがこもった作品に仕上がりました。
準グランプリ
梅村 那月
アンファッションカレッジ
[Unchangeable]
【CONCEPT】
デザインのポイントは肩のラッフル、胸につけたロゼットの飾り、そしてブラウスに結んだリボン。それぞれ取り外してフォーマルからカジュアルまで幅広いシーンでおしゃれが楽しめるように、多様性のある衣裳をデザインしました。
【講評】
◆衣裳っぽさとリアルクローズのバランスがいいと思います。
◆リアルクローズに好印象を受けました!!着色も美しいです。
THINK ABOUT賞
徳田 椋子
アンファッションカレッジ
[Grace]
【CONCEPT】
今の世界情勢が落ち着き、これからはもっと華やかで優しい世界になってほしいという気持ちをデザインにしました。花柄は平和、オレンジやゴールドで明るさ、緑や白で優しさを表しました。
【講評】
◆リアルクローズの中に華やかさがある、素敵なデザイン画です。
中日新聞社賞
横井 里帆
アンファッションカレッジ
[Botanical]
【CONCEPT】
花が季節によって色々な表情を見せてくれるように、ファッションも時代の進みにつれ、新しい傾向を見られるものだと思います。次世代の新しいファッションの世界も花のように素敵なものであると希望を込めたデザインにしました。
【講評】
◆魅せる重線入れがすばらしいです。身頃と袖のボリュームにメリハリが出るとよりgood!
◆細かいところまでよく描けています。
企業賞
河合 航未
豊橋市立家政高等専修学校
[未来を生きる]
【CONCEPT】
着物に液晶を入れて、そこに様々な映像を写すことで唯一無二のデザインが変わるファッションとなっています。古くからの伝統衣装である着物に最先端の液晶技術を組み合わせることにより、次世代のファッションを表現しています。
【講評】
◆バランスよくきれいに描かれています。
優秀賞
大久保 美侑
札幌北高校
[叡知融合]
【CONCEPT】
オーパーツのような異常な技術力を持つ古代文明の知恵と現代の最先端技術を融合させた多機能のアクセサリー。布部分は全て縫われておらず、結んだり、アクセサリーで留めたりして体を覆っている。これにより好きな柄を選びやすくなり、また布を服以外にも応用できるので長く使える。技術力を彷彿とさせるかたい金属部分と、自然を思わせるやわらかい布や植物の装飾でこれらの調和を表現した。さらに極力人の感覚を妨げないデザインにした。
【講評】
◆イラストレーション全体のまとまりが大変目を引きました。
◆世界観がよく出た作品になりました。
鎌田 千友紀
名古屋市立桜台高等学校
[温故知新]
【CONCEPT】
「平和」をコンセプトに作品を制作しました。広島の修学旅行に行った際に、原爆ドームの近くで千羽鶴を見かけたのがモチーフのきっかけで、ドレスに折り鶴を1つ1つ丁寧に落とし込みました。そして、今ある苦しみは必ず幸せな未来へ繋がること、また今ある幸せは過去の苦しみを多くの人が知ったことで生まれたという考えが、千羽鶴のように次世代へ連なってほしいです。
【講評】
◆平和を感じるシルエットに共感しました。細かいデティールもgood!
中屋 七海
安城生活福祉高等専修学校
[connect
ー繋げ未来へー]
【CONCEPT】
SDGsカラーを服に取り入れて「2030年までに皆で17の目標を達成していこう」と呼びかけれるようなデザインにしました。次世代ファッションがこの服のようにゴージャスで華やかになってほしいという願いを込めて描きました。
【講評】
◆細部まで思いを込めて描いている様子が伝わります。
[一般の部]
グランプリ
笠原 夏希
慈恵歯科医療
ファッション専門学校
[brave]
【CONCEPT】
「brave」とは、フランス語で「勇敢な」。
地球環境や自然問題に注目が集まり、サスティナブルが当たり前となった今、それに対する強い意志をファッションで表現。自然色で仕上げたカラーリングとあたたかみのあるニットやキルティングでナチュラルさを演出しつつ、今の現状に立ち向かい、新たな次世代を切り開いていく姿を表現。たくましさと力強さを込めた。
【講評】
◆重線のメリハリが美しいデザイン画です!!服をもっと目立たせる背景にするとよりgood!!
◆細かく繊細に描かれて、よくまとまった作品になっています。
上村 透子
ESMODE JAPON
[insect]
【CONCEPT】
昆虫の柄や質感から着想。
華やかさの中に、落ち着いた雰囲気の配色を混ぜて、シックなイメージも持たせました。
【講評】
◆シンプルに魅せる力がすばらしい。その説得力はこの画力にありますね!!
◆色選び、色の配置がとてもいい作品。全体に迫力があります。
THINK ABOUT賞
西崎 芽衣
中部ファッション専門学校
[New Retro Girly]
【CONCEPT】
お伽話に出てくる様な可愛らしく元気な少女になってみたいという思いからデザイン。女の子なら一度は憧れるフリフリの服、本来のレトロガーリーは主にパステルカラーのゆるっとしたスタイル。だが、今回は私の好きなレトロ柄と明るいビタミンカラーをプラスし、新しいレトロガーリーを。パッチワークにすることで様々な柄を組み合わせれるだけでなく、残布などを使用することができる。可愛らしいだけでなく、着ることで気分を上げられるようなファッションに。
【講評】
◆説得力あるディティール表現がすばらしい。伸びやかな重線入れでも見てみたいです。
◆水色に黄色が映えて、全体に表現したい意志が伝わってきます。
中日新聞社賞
川原 未理依
バンタンデザイン研究所名古屋
[平和な世界を]
【CONCEPT】
弱肉強食の世界がなかった先カンブリア時代を生きていたエディアカラ生物をイメージしました。まだ人類が生存していなかったからこそ平和が保たれていたこの時代に惹かれ、この生物の外見、つまり人間にあたる服を私たちがまとうことでこの時代にタイムスリップし、“平和な世界に生きる”という意味を込めてデザインを起こしました。柄はこの生物の特徴である連続模様にし、黒色の触角で毒っぽさと気持ち悪さを演出し、あえてリアルに寄せず未知の世界であるこの生物らしさを表現しました。「平和の旗」の色である紫、青、水色、黄緑、黄色、オレンジ、赤の色を使い、平和の意味を色に込めました。
【講評】
◆この服のデザインを良く見せるポージングがよく効いています!!
◆個性的な感覚が迫力をつけています。
企業賞
竹下 夢乃
中部ファッション専門学校
[ ]
【CONCEPT】
生活の中でのコミュニケーション、触れ合いが破壊され、非接触社会では豊かな触感を持つことができなくなった。構築的な要素を取り入れ、立体的な感覚が楽しめるデザインに。
【講評】
◆影入れをもっと濃くする事で、このだまし絵感が薄まります。
◆細部まで細かく描いていますね。
優秀賞
半田 妃花
中部ファッション専門学校
[上京]
【CONCEPT】
来年から地元を離れるため、田舎から出て強く生きていく女の子をイメージして描きました。農業用アームウォーマーをパンクに着崩したり、地元を忘れず新拠地でも頑張るファッションをテーマに製作しました。
【講評】
◆描き方のテクニックが抜群ですね。
福岡 ことり
金城学院大学
[dopegirl]
【CONCEPT】
「dope」にはHiphopスラングで「最高、かっこいい、病みつき」という意味があり、ショッキングピンクや虹色を使って、見る人の目を引くような派手なデザインにしました。
【講評】
◆透け感のある色がきれいに組み合わされています。
松田 美羽
金城学院大学
[flower]
【CONCEPT】
アスファルトの間に咲いた花のように力強く生き生きとした様子をスカートで表現しました。また、スカートの生地は1枚1枚異なるグラデーションにすることで、他にない「自分らしさ」を表現しました。
【講評】
◆とてもきれいな作品に仕上がりました。
[中学生の部]
カセラサラ特別賞
桑原 梨愛
天草市立五和中学校
[stargazer's Milky way]
【CONCEPT】
12星座をファッションに取り入れました。”stargazer"とは、星座を見る(眺める)人、と言う意味があります。それぞれの星座をより鮮やかに美しく表現することを意識しました。ファッションをもっと自由におもしろく、美しくできたらいいなという思いを込めて作りました。次世代のファッションがもっと広がっていくといいなと思います。
【講評】
◆複雑な色がたくさん詰め込まれた作品ですね。夕焼けや森、海などを連想させる色がとても素敵です。ダイナミックで、中学生とはおもえない作品ですね。
◆描き込みがすばらしいですね。着装して動くことも考えると、構造に変化がでるかもしれません。
[スタイリング部門]
ベストスタイリング賞
[高校生の部]
大谷 瑠花
名古屋国際高校
着回しアイテム:スカート
①スタイリングテーマ【オシャレな所に行く】
どこに着ていく?:オシャレなカフェや雑貨屋に行く時
何をしに行く?:買い物やお茶する
【スタイリングのポイント】
黒色のモード系なスカートにクロップド丈のピンクのトップスを合わせて、スタイルを良くした。また、胸元が開いているので、レイヤードせず首元をスッキリと見せた。ジャケットを合わせ、カッコよさを出した。
【講評】
テーマがざっくりしているので、どんなところに行くようなスタリングか知りたい。でもモードだけどフェミニンな合わせで、かっこいいです!ちょっとシャツ素材がゆるいかも。
②スタイリングテーマ【セレブな雰囲気に】
どこに着ていく?:少し高級なレストランに行く時
何をしに行く?:ランチを食べに行く
【スタイリングのポイント】
首元と手元にファーの付いたクロップド丈のエナメルレザーのジャケットでセレブな雰囲気を出した。また、白シャツだけでなく、黒のスキニースカーフをネクタイ風にし、シンプルに。カバンはジャケットの素材に合わせて、ワニ革のレザーのワンショルダーバッグでセレブな感じを意識した。
【講評】
思い切った素材合わせにトライする姿勢がかっこいいです!セレブ感もしっかりでした。バックも主張有るものを合せたり、サングラスをつけたり振り切ってほしいです。
【総評】
写真から拘っていてすてきです。黒似合う♡若いのに世界観づくりを楽しまれていていい。モードとアバンギャルドを上品に着こなしている感じがしました。合うヘアメイクの研究とサングラスをトライしてみてほしい!
[一般の部]
河合 里咲・鳥居 舞耶
中部ファッション専門学校
着回しアイテム:デニムジャケット
①スタイリングテーマ【Best Wish】
どこに着ていく?:Tokyo
何をしに行く?:旅
【スタイリングのポイント】
デニムジャケットの襟を立て暖かさを確保し、ボタンを全て閉じてトップスとして使いまし
た。良い旅にすることがテーマなのでトレンチコートを合わせ気温によって着脱可能なスタイリングにしました。デニムジャケットの丈感とバランスの良いロングブーツにしました。
【講評】
スタイリングテーマが、あえてBset wishが面白い。Tokyoのどこに旅する服か、知りたいっですね。着心地が良さそうで、あたたかさも考えている点が良いです!(帽子など)アクセがほしい。
②スタイリングテーマ【Tokyo turns】
どこに着ていく?:大きな公園
何をしに行く?:ドッグラン
【スタイリングのポイント】
お父さんのおさがりのデニムジャケットの大きさを生かしアウターとして使いデニムonデニムのスタイリングにしました。ストリートスタイルにしたいのでキャップとフードを被り首元にアクセサリーとしてヘッドフォンを付けました。ドッグランなので動きやすいようにスニーカーを合わせました。
【講評】
場所と着こなしが合っていて、ストーリー性も感じられ良かったです。ストリートらしさもありました。また似合っていると思いました!お散歩バッグが見たくなりましたw
【総評】
お父さんのおさがりも着用して且つ、おしゃれにお二人とも来ている点が良かったです。テーマのアプローチ法も面白くて良かったので、特に①はもう少しつめて聞いてみたいです。デニムが似合っているのが、何よりすてきでした♡
②のコーディネートと①のコーディネートの雰囲気の変化がとても面白いと思います。
[ベストオブオーディエンス]
【製作部門】
【一般の部】
佐藤 葉津菜
中部ファッション専門学校
[海の息吹](94票/35.5%)
【高校生の部】
山田 夏希
岐阜県立大垣桜高等学校
[Rainbow flag]154票/44.1%
【デザイン画部門】
【一般の部】
日比野 のあ
名古屋ファッション専門学校
[五龍神](40票/33.3%)
【高校生の部】
山田 夏希
岐阜県立大垣桜高等学校
[not limited](105票/33.5%)